あれから作ったもの、全部
今のところ作ったもの、全部 を書いたのが7月の終わりで、そこから8本増えました。 前の記事で「次に作る候補」として挙げていた文字化けの復元と画像の縮小は、どちらもこの中に入っています。
Webのものは前と同じで、ブラウザの中だけで動く無料ツールです。 入力したファイルやテキストをサーバーに送らないので、登録もログインも要りません。 Androidアプリも1本増えたので、下のほうに並べています。
MojiRescue(文字化けの復元と文字コード変換)
https://mojirescue.uekibachidan.com/
「縺」「繧」のように化けたテキストを元の文章に戻すツールです。 文字コード、BOMの有無、改行コード(CRLF / LF)の変換もできます。
ExcelでCSVを開くと化ける、という定番のつまずきにも対応しています。 UTF-8のファイルをExcelがShift_JISとして読もうとするのが原因なので、BOMを付けるかShift_JISに変換すれば開けるようになります。
ただし、化けたものが必ず戻るわけではありません。 変換の途中で文字そのものが落ちている場合は、情報が残っていないので復元できません。
Markdown表 相互変換(表計算とMarkdownの往復)
https://mdtable.uekibachidan.com/
ExcelやGoogleスプレッドシートからコピーした表をMarkdownの表にする、その逆に戻す、という双方向の変換ツールです。
日本語の表をMarkdownにすると、ソース上でパイプの位置がずれて見えることがあります。 全角と半角で表示幅が違うためで、文字数を数えるだけでは揃いません。 文字幅を計算して桁を合わせるようにしてあるので、等幅フォントで見たときに縦線が並びます。
見た目だけの話なので、桁が揃っていなくてもMarkdownとしては正しく表示されます。
PetaPDF(PDFからコピペした文章の整形)
https://petapdf.uekibachidan.com/
PDFから貼り付けた文章に付いてくる、ぶつ切りの改行、不自然なスペース、ページ番号やヘッダの混入を、貼るだけで整形します。
PDFファイルを直接読み込ませることもできて、その場合は段組を解析してからテキストを取り出します。
KirihariPDF(PDFのページ操作)
https://kirihari.uekibachidan.com/
複数のPDFを1つにまとめる、要らないページを抜く、順番を入れ替える、向きを直す。 ページ単位の操作をするほうのツールです。
ファイルをどこにも送らずブラウザ内だけで処理するので、ページ数の上限を設けていません。
PetaPDFが中身のテキストを扱うのに対して、こちらはページそのものを扱います。
Shrinkuma(画像の一括リサイズ・圧縮)
https://shrinkuma.uekibachidan.com/
複数の画像をまとめて縮小・圧縮して、ZIPで1回にまとめて受け取れるツールです。
「500KB以下」のように目標のファイルサイズを決めると、画質と色数を自動で調整して収めます。 長辺を何pxにすれば収まるかを試行錯誤せずに済みます。
透過PNGは透過を保ったまま色数を減らし、アニメーションGIFとAPNGはコマを保ったまま圧縮します。 縮小したときはEXIFも落ちます(変換せずそのまま出す場合を除く)。
卓メモ(TRPGのセッション用メモ)
https://trpg.uekibachidan.com/memo/
セッション中に出てくる人物、手がかり、アイテム、場所を、カードで書き留めて後から分類・検索できるメモツールです。
セッションツールの横に置いておける省スペース表示があり、スマホでも使えます。
卓ダイス(ダイス式の確率計算)
https://trpg.uekibachidan.com/dice/
2d6+3のようなダイス式を入れると、出目の分布、成功率、期待値を厳密に計算します。
クリティカル時の振り足しや、複数回判定したときの成功率にも対応しています。
乱数を回して近似するのではなく、動的計画法と畳み込みで確率分布そのものを求めています。 何度実行しても同じ値が出ます。
ダイスを振る機能は入れていません。目標値に対する成功率や期待値を見積もるほうに寄せたツールです。
写真圧縮ゲート(Androidアプリ)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.uekibachidan.compressgate
スマホで撮った写真を、送る直前に軽くするアプリです。
写真アプリの共有ボタンから呼び出すと、プリセットが3つ出ます。 メール添付(合計20MB以下)、フォーム提出(1枚3MB以下・長辺2000px以下)、軽量化(長辺1600px以下)の3種類です。
1タップで圧縮して、そのまま次の送信先アプリへ渡せます。 写真へのアクセス許可は求めません。GPSの位置情報は設定に関わらず常に消します。
増えたぶんの傾向
7本は、扱うものでだいたい3つに分かれます。
- 崩れたものを直す … MojiRescue、PetaPDF
- 形式や容量を変える … Markdown表 相互変換、Shrinkuma、KirihariPDF
- TRPGのセッションで使う … 卓メモ、卓ダイス
前のまとめはテキストを扱うものが中心でしたが、こちらはファイルを直接受け取るものが増えました。
方針のほうは変えていません。 ブラウザの中だけで動く、登録もログインも要らない、運営費は広告でまかなう。 サーバーを持たない形にしているのは、預かったファイルを外に出さないためと、運用に手をかけずに済ませるためです。
これから
Webツールは12本、Androidアプリは3本になりました。 数は増えましたが、1本あたりの作りは軽いままです。
似た用途のものが並んできたので、使い分けをまとめた記事も出しています。 どれを使うか迷ったら、こちらから入るほうが早いかもしれません。