スクリーンショットが妙に重い理由と、軽くする順番
画像リサイズ・圧縮コラム
画面を撮っただけの画像なのに、開いてみると3MBあった。
写真でもないのに、なぜこうなるのか。
理由は2つあります。どちらから直すかで、結果の軽さが変わります。
見た目より大きい画素数で保存されている
ディスプレイによっては、画面上の1点を複数の画素で表示しています。
この倍率は環境によって違います。等倍のものもあれば、1.5倍や2倍のもの、スマートフォンでは3倍のものもあります。Windowsの表示スケールの設定でも変わります。
仮に2倍の環境なら、画面上で1000px幅に見えている領域は2000pxで記録されます。
縦横それぞれ2倍なので、面積では4倍です。等倍の環境であれば、この差は出ません。
同じ画面を撮っても、使っている環境によってファイルサイズが変わるのはこのためです。
自分の環境がどうなっているかは、撮った画像のプロパティで寸法を見て、画面上の見た目と比べれば見当が付きます。
PNGで保存されている
もうひとつは形式です。
多くの環境で、スクリーンショットの既定の保存形式はPNGです。
PNGは情報を捨てません。文字がくっきり残るのは利点ですが、そのぶん大きくなります。
写真が写り込んだ画面や、グラデーションの多いデザインを撮ると、PNGの苦手な条件が揃うため、さらに膨らみます。
寸法から直す
軽くするときは、寸法を先に見ます。
用途が「資料に貼る」「チャットで共有する」であれば、画面の実寸ぶんの画素数は要りません。
半分に縮めるだけで、面積は4分の1になります。文字が読めるかどうかを基準に決めれば、たいていは足ります。
形式の変更はその後です。
文字が主体の画面ならPNGのまま、写真やグラデーションが多い画面ならJPEGやWebPに変えると効きます。
撮る段階で減らす
そもそも全画面を撮る必要がない場面は多くあります。
必要な部分だけを範囲指定で撮れば、寸法も情報量も減ります。
説明したい箇所が画面の一部なら、後から縮めるより、最初から絞って撮るほうが読みやすい画像になります。
共有先に容量の制限がある場合も、ここで効きます。
チャットやフォームには1ファイルあたりの上限があるので、撮り方を変えるだけで通ることがあります。
順番を逆にすると損をする
先に形式だけ変えると、大きい寸法のまま非可逆で圧縮することになります。
文字のにじみが出たうえに、サイズもさほど減りません。
寸法を先に落としてから形式を選ぶ。この順番のほうが、同じ見た目で軽くなります。
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