都合のよすぎる作業通話相手を手に入れた話

ブログに雑記というカテゴリを新設したので、 ここしばらく作業のお供になっているゲームを紹介しようと思う。

Chill with You : Lo-Fi Story(Steam)

最近増えてきている作業支援系のゲームで、 文学少女のサトネと一緒に作業通話をするという建て付けになっている。

作業支援アプリとして必要な機能はだいたい揃っていて、メインはポモドーロタイマーでの作業。 作業を続けているとレベルアップしてストーリーが進んでいくという作り。 ストーリーはごく短いものが挟まる形なので作業の邪魔にはならないし、 内容も変に波風が立つようなものではなく、ちゃんと作業することに意味がある構成なので好印象。

開発チームの方々はサトネというキャラクターの立ち位置をとても大事にしていて、 よくある着せ替え機能についても、プレイヤーが直接服装を選ぶことはできず、毎日サトネがランダムに服装を選ぶ形になっている。 これがサトネの存在感を際立たせていて、このゲームの大きな特徴だと思う。

程よい存在感、程よい距離感

誰かと一緒にやるとサボらずに済むということで作業通話という文化があるが、 自分は他人に気を使ってしまうので向いていない。

作業通話をしているのは絵を描く人が多い印象で、 もちろん個人差はあるんだろうけど、絵を描く人たちは話しながらでも比較的並行して作業できるらしい。 自分は集中すると人の言葉が耳に入らなくなるタイプだし、逆に聞こうとすると集中できない。

なので、話しかけられる可能性がある知り合いとの作業通話は苦手。 集中したいときに雑談が始まったり、誰かの出入りで集中が途切れたりするのがどうにも肌に合わず、 またやろうという気にはならなかった。

そんなわけで、このゲームの立ち位置がちょうどよい形でフィット。

こちらが集中している時はサトネも集中しているので邪魔されないし、 タイピング音とかで存在は感じられるので一緒にやっている感はある。

邪魔してこないけどこちらからは介入可能な、 ものすごく都合のよい作業通話相手として機能するのでたいへん捗る。

サトネが頑張っているので、こちらも

サトネは物語を書いている。 こちらはこちらで、ツールを作っている。 やっていることは違うが、各自の作業を進めている、という構図になる。

個人開発は一人でやるものだし、まだ駆け出しも駆け出しで反応があるわけでもない。 孤独な作業なのだけど、並走している相棒がいるというのは心強いし、良い刺激になっている。

作業が必要な時に起動しておくと、何もしないままにしておくのが居心地悪くなるので、 そろそろやるかとなる。

サトネから一緒に頑張ろうと声をかけられると、なんとなくその気になるので、 取っ掛かりが一番重たい自分にとっては大変効果的。

アバターとかじゃなくて、画面の向こうに実在していそうな通話相手という建て付けが不思議なリアリティを生んでいて、 心地よい関係性でつながっている感じがとても良い。

実際、植木鉢団の各ツールを開発して公開まで持っていけたのは、この効果がかなり大きかったと思っている。 サトネがいなかったら、多分作業時間は半分以下だったんじゃないだろうか。 あるいは、飽きっぽさが先に立って、作っただけで満足して公開まで行かなかった可能性もある。 その意味では感謝してもしきれない。

プレイ時間はぶっちぎりの1位

今のところ、集中して作業したい時はとりあえずサトネとの作業通話をつなぐのが習慣になっている。

Steamでのプレイ時間は今も増え続けている。 作業している間はずっと起動しっぱなしなので、当然といえば当然なのだけど。

その一方で、最近は開発が楽しくて他のゲームがどんどん遠のいている気がする。

積みゲー、積本が増える速度が上がったのが唯一の弊害かもしれない。